工業高校のイケメン達に愛されて【上】
そんでなんだかんだバランス取れてるこの4人が、俺は好きだったりする。
教室へ着き、俺が扉に手をかけた。
______ガラッ
「うわぁ…。」
教室の扉を開けて俺が目にしたのは、男、男、とにかく男。
俺はその風景に苦笑いを浮かべた。
…むさ苦しい。
この教室に、女はひとりもいない。
やっぱ噂通り、この学校には女子生徒はいねぇんだな。
まあ別に…興味ねえし。
女がいてもいなくてもどっちでもいいけど。
「お、俺ら席もみんな近いじゃん!」
黒板に貼られた座席表を、俺らに指差した魁斗。
俺らは、全員列の後ろの方の座席だった。
この席順でしかも後ろの方の席とか、ラッキーじゃん!