工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「…じゃあ、俺の事は?」
「ぅえっっ!!?」
滝本くん、一体どーしたの!!!
なんか、変…。
両頬がさらに熱くなる。
目をそらしたくても、滝本くんがあたしの両頬を包み込んでいて。
それにすごい圧であたしを見つめているから、そらせない…。
「うう…い、いつも意地悪だけど、かっこいいって思ってるよ…?」
本当に、皆さん4人ともイケメンすぎるんです。
あたしがそこに紛れていていいのか不安になるくらい、華がある。
あたしがそういうと滝本くんは、あたしの頰から手を離して、自分の顔を隠した。
あ、あれ…?
どうしたんだろう…?
「…お前、反則。」
「えっ、きゃあっ!?」
またまた衝撃。
今度は滝本くんが、あたしを抱きしめた。