工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「あ、あの…」
なんとなく…話しかけるだけでは反応してくれなさそうなので、男の子のブレザーを少し引っ張りながら、呼んでみたんだけど。
それでも、反応なし。
…えっと、無視されてる…?
隣の彼は像のように固まったままです…。
本当に絡みづらい…!!
どうしたらいいのかな。
「ねえ、ちょっと…」
あなたに話しかけているんだよ。
返事くらいしてよぅ…。
と、困っていたその時…。
「ねーえっ君、どうしたの?翔と知り合い?」
「…え?」