工業高校のイケメン達に愛されて【上】
女が嫌いなワケ
-翔side-
「………。」
…俺は今、中村を腕に閉じ込めている状態にある。
さっきまで雷にビビって震えていたのに、気がついたらスゥーッと寝息をたてて気持ち良さそうに寝ていやがる。
けど気持ち良さそうに眠る中村の表情に、ほっとした気もする。
俺は中村を片腕で支えつつ、もう片方の手で自分の髪をぐしゃりと握り、ため息をついた。
「はぁ…まじかよ…。」
いつのまにか雷の音も雨の音もなくなった。
きっと夕立はもう過ぎ去ったのだろう。
買い物の帰りにたまたま中村に会って、雨が降ってきたから、俺はそこから家が近いから雨やどりのつもりで家に呼んだ。
なのに、思ったよりすごい量の雨が降って全身濡れたから、シャワーと服貸してやった。
…服貸してやったのに、なぜかハーフパンツ履かねえし。
俺のパーカーがでかいからとかなんとかっていってたけど、足がももまで丸見えなんだよ。
背は小さいくせに、そのすらりと伸びた綺麗な足に…見惚れてしまった。
「………。」
…俺は今、中村を腕に閉じ込めている状態にある。
さっきまで雷にビビって震えていたのに、気がついたらスゥーッと寝息をたてて気持ち良さそうに寝ていやがる。
けど気持ち良さそうに眠る中村の表情に、ほっとした気もする。
俺は中村を片腕で支えつつ、もう片方の手で自分の髪をぐしゃりと握り、ため息をついた。
「はぁ…まじかよ…。」
いつのまにか雷の音も雨の音もなくなった。
きっと夕立はもう過ぎ去ったのだろう。
買い物の帰りにたまたま中村に会って、雨が降ってきたから、俺はそこから家が近いから雨やどりのつもりで家に呼んだ。
なのに、思ったよりすごい量の雨が降って全身濡れたから、シャワーと服貸してやった。
…服貸してやったのに、なぜかハーフパンツ履かねえし。
俺のパーカーがでかいからとかなんとかっていってたけど、足がももまで丸見えなんだよ。
背は小さいくせに、そのすらりと伸びた綺麗な足に…見惚れてしまった。