工業高校のイケメン達に愛されて【上】
「…おい、うるせぇ。」
ぶつぶつと呟いてると、今度は相葉くんからお叱りを頂きました…。
なんとも不機嫌そうなお顔で…。
「うっ…ごめんなさい…。」
あたしは身を縮こませて謝る。
もちろん、うるさいあたしが悪いけど、相葉くん怖いよぉ…。
「______はい、終了!」
「あー終わった〜!」
先生の終了の合図とともに、ぐいーっと伸びをする坂口くん。
あたしはぐったりして椅子の背もたれに体を預けた。
やっぱりパソコンって…疲れる…。
全然ちゃんとできていないのに、目が痛いもん…。
「緋奈ちゃん、どのくらい打てた?」
「えっと…………25文字、かな。」