鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
わたしは美少女魔女ちゃんからもらったキャンディをコロコロと口の中で転がしながら、目的もなしに歩いていた。
分かんないんだから、もう適当に探しまわるしかない。
瀬田君、瀬田君……と、キョロキョロしながら歩く。

ん?
あ、ここは1年生の校舎か。
間違えた。
瀬田君いるはずないもんね。

引き返そうと思った時に、行列が見えた。
なんの行列だろう。

興味を持ったわたしは、そこへ行ってみることにした。
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