鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「もう、あたし、嫌な予感しかしないよ……」

よく分からないけど……。
美空は嫌な予感しかしなくて怯えるような舞台に立つらしい。
何があってこうなっているのか……。
わたしにはちんぷんかんぷんだ。

まぁでも出ることになっちゃってるんなら、出るしかないわよね。

「大丈夫だって」

「お化粧なら任せて!」

瀬田君とわたしは、美空を励ましながら体育館裏へと向かった。
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