鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「全然、気にしてないよ?
ね、うみちゃん!」

「そうだよ、鈴木さん!
そもそもうちのクラスはカップルじゃないし。
コンテストのおまけみたいなもんだよ、おまけ。
応援してもしなくても、別にいいんだって!
それより親友応援して正解だったって思いなよ!」

あたしと愛ちゃんがそう言う。

「ありがと、ちょっと気にしてたんだ。
楽になったよ!」

と、鈴木さんは晴れやかな笑顔を浮かべてた。
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