鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「あ、それより見てよ鈴木さん!
立花さん、また瀬田君の後ろに隠れてる!」
「わ、本当だ!」
愛ちゃんの声に、あたしも鈴木さんも舞台に視線を移した。
やっぱり真っ赤な顔の立花さんは、瀬田君のタキシードを握って彼の後ろで立ち尽くしていた。
どうやら、コンテスト本番で見せたおでこにキスのシーンの再現を求められているらしい。
そりゃあ、恥ずかしいよね、立花さんなら、尚更。
「ほら美空、出ておいで?
しないと、終わらないんだから」
ね?
と、瀬田君は、優しく立花さんの頭を撫でた。
立花さん、また瀬田君の後ろに隠れてる!」
「わ、本当だ!」
愛ちゃんの声に、あたしも鈴木さんも舞台に視線を移した。
やっぱり真っ赤な顔の立花さんは、瀬田君のタキシードを握って彼の後ろで立ち尽くしていた。
どうやら、コンテスト本番で見せたおでこにキスのシーンの再現を求められているらしい。
そりゃあ、恥ずかしいよね、立花さんなら、尚更。
「ほら美空、出ておいで?
しないと、終わらないんだから」
ね?
と、瀬田君は、優しく立花さんの頭を撫でた。