鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「……瀬田なら、いい、よ……?」

「っ……!
良かった……!
ありがとう、美空!」

恥ずかしそうに、立花さんが返事をした。
小さく、つぶやくような声だった。
瀬田君はそれはそれは嬉しそうに、彼女をますます抱きしめた。

鈴木さんがやれやれ、と笑う。
青葉さんと桃瀬さんも、わぁっ! と声を上げて祝福モードだ。
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