鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「すごいね、本当に新郎新婦みたいだよ?」
鈴木さんはふたりに向かって携帯を向けて、写真を撮った。
仲の良い二人がようやく収まるところに収まった、と、喜んでいるように見えた。
「あとでメールで、美空のお母さんに写真送ってあげよう」
「え、お母さんに?」
「あ、勿論美空にも送ってあげるから」
「え? や……。
貰ったとして、どうしろと……?」
「夜寝る前に眺めて、俺に愛を語ってくれてもいいんだぞ?」
「そんなことしないわよっ!」
楽しそうな声が聞こえる。
鈴木さんはふたりに向かって携帯を向けて、写真を撮った。
仲の良い二人がようやく収まるところに収まった、と、喜んでいるように見えた。
「あとでメールで、美空のお母さんに写真送ってあげよう」
「え、お母さんに?」
「あ、勿論美空にも送ってあげるから」
「え? や……。
貰ったとして、どうしろと……?」
「夜寝る前に眺めて、俺に愛を語ってくれてもいいんだぞ?」
「そんなことしないわよっ!」
楽しそうな声が聞こえる。