鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「おーい、高橋、中川!」
「準備手伝ってー!」
だらだらと歩く俺と中川ちゃんを、委員長と副委員長が揃って呼んだ。
コンロの準備をする長岡の奥で、委員長が重そうに、材料を運んでいる。
なんか、来る途中で見た他のクラスの材料より、でかくない?
「カップルコンテストの1位の景品が……。
肉三倍チケットってやつで……。
貰ってきたのはいいんだけど、重いんだよ」
高橋、そっち持ってくれ、と、委員長が言ったから、俺は慌てて手伝った。
うわ、重!
あの二人の功績、重!
「準備手伝ってー!」
だらだらと歩く俺と中川ちゃんを、委員長と副委員長が揃って呼んだ。
コンロの準備をする長岡の奥で、委員長が重そうに、材料を運んでいる。
なんか、来る途中で見た他のクラスの材料より、でかくない?
「カップルコンテストの1位の景品が……。
肉三倍チケットってやつで……。
貰ってきたのはいいんだけど、重いんだよ」
高橋、そっち持ってくれ、と、委員長が言ったから、俺は慌てて手伝った。
うわ、重!
あの二人の功績、重!