鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
二人の甘いデザートタイム(副委員長)
「あ、立花、来たな?
さぁさぁ、選んで?」

中川さんが、立花さんと瀬田君を呼んできてくれた。
放っておいたらいつまでもイチャイチャして来なそうな二人を呼んでくれたんだ、感謝だ。
委員長は立花さんにクーラーボックスの中身を見せながら、選ぶように促した。

そう、立花さんは今日一番の頑張り屋さんだ。
一番に好きなものを選んでもらいたいと思って、皆で待っていた。

「えと、んと……」

ケーキの種類がいっぱいありすぎて、立花さんは、真剣に悩んでいた。
そんな姿も可愛い。
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