鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
どれもこれも、美味しそう……!
立花さんは小声でそう漏らしながら、ケーキを目移りしながら見つめている。

「お前はこれ、俺はこれ。
で、半分こな?
わかった?」

「あ、うん」

決められない立花さんに代わって、瀬田君が二人分のケーキとドリンクを手にした。
ふふ、ほっとした立花さんも、可愛い。
< 246 / 254 >

この作品をシェア

pagetop