鈍感ちゃんと意地悪くんの周囲の人々
「瀬田、瀬田だって……!
何も言わなかったじゃないっ?!」

すっかり忘れてた!
と、立花さんは、オロオロし出した。

「お前、衣装なら大丈夫~って前言ってたじゃん。
俺は、んじゃあ任せよう、と」

「あたし何で大丈夫なんて言った?!」

「こっちが知りたいわっ!」

やりとりはいつも通り、甘くて馬鹿らしいけど。
どうするの、明日、本番だよ?
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