私とキスと横恋慕。
俺は沙々のネクタイに手をかけ、緩め始める。
「え、あの、桐山…?」
沙々がなにやら焦り始めたけど、もう俺は止まらない。
シュルッとほどけたネクタイを床に置き、
沙々の制服のボタンを外していく。
「き、きききき桐山!桐山様!?」
細く白い肩が露になり、その冷たい肩にキスを落とす。
その間もボタンは外れていく。
「っひゃっ…」
可愛い声出してんじゃねぇ。
いい加減…
限界。
その瞬間、俺の頭はいい音を立てておもいっきりぶたれた。