私とキスと横恋慕。
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桐山にキスされた翌日―
「おはよー!沙々。」
「ひ、ひぃ!!」
しまった!急に声掛けられたからつい!
「沙々?」
「あ、はは…おはよ、美羽」
美羽は不思議そうな顔をしてたけど、すぐにいつも通りおしゃべりを始めた。
よ、よかった…
何を隠そう私は、昨日美羽の彼氏である桐山景とキス
してしまったわけでして…。
悩んだけど、美羽に言わないのが一番だという結論に至った。
そして桐山のことはひたすら避ける。
キスの事実すら忘れるくらい
あわよくば
私の気持ちも消えるくらい―――