私とキスと横恋慕。



「看護師って結構ハードって聞くけど。」

「大丈夫!
そこら辺の女の子よりは強い自信あるもん!」

「お前みたいなチビにナース服似合うのかよ?」

「えっ、それは…」

似合わないかも…。

「ナース服、似合わないかな…?」

「いや…。」


景は私から顔を背けた。

顔が赤いのは夕日が照らすためか、照れているのか判別ができなかった。


「すっげぇ萌える。」

「萌…!!?」

「ハハッ、不良やめて次はオタクになるかな。」

「フフッ…何それ。」


私たちは夕日が沈むまでずっと笑っていた。


たとえこれから分かれ道になったとしても、
景と一緒にいられるその先まで。

夢を叶えるために、私頑張るよ!景!!





< 247 / 277 >

この作品をシェア

pagetop