私とキスと横恋慕。
「看護師って結構ハードって聞くけど。」
「大丈夫!
そこら辺の女の子よりは強い自信あるもん!」
「お前みたいなチビにナース服似合うのかよ?」
「えっ、それは…」
似合わないかも…。
「ナース服、似合わないかな…?」
「いや…。」
景は私から顔を背けた。
顔が赤いのは夕日が照らすためか、照れているのか判別ができなかった。
「すっげぇ萌える。」
「萌…!!?」
「ハハッ、不良やめて次はオタクになるかな。」
「フフッ…何それ。」
私たちは夕日が沈むまでずっと笑っていた。
たとえこれから分かれ道になったとしても、
景と一緒にいられるその先まで。
夢を叶えるために、私頑張るよ!景!!