私とキスと横恋慕。




「じゃ」


「うん。送ってくれてありがとう。」



そのあと、桐山は私を家まで送ってくれた。







『絶対に美羽には秘密』

桐山とそう約束をした。



美羽を傷つけないため

私は結果一番美羽を傷つける選択をした。



でもこれは他の誰でもない私が決めたことだから

泣いたりしない。




私が桐山にとっての2番目だって、それ以下だって構わない。









肝に命じろ。


これは横恋慕だと。







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