幸せな思い出
〜中川 慶太 side〜
美羽抱いて幸せな朝を迎えてから
すぐに美羽は出て行った
俺も学校へ行く支度をする
プルルルルル
「はい。もしもし」
「もしもし〜慶太?仕事行く前?」
「うん。母さんどした?」
「土曜日ね、会わせたい人がいるの」
やっぱり…土曜日休みの日に
お見合いだ…ってよりも
幼なじみの京子だ。
昔から決まってる俺の婚約者
もう忘れてる筈だと思ってた
今更なんでなんだよ…美羽がいい
でもやっぱり京子もほっとけない
こんなクズ男最低だよな