幸せな思い出




「美羽…俺結婚するんだ」



その言葉を聞いた瞬間
部屋には乾いた音が響いた


バシッ


ビンタをくらわした
涙が出ても出ても止まらない




「先生の事信じてたのに大っ嫌い」



顔もみたくない
泣いたまま学校を飛び出した
門に寄りかかる康太がいた



「ちょ…美羽!?どした!?」


崩れ落ちる美羽をずっとさすってくれた
ずっとずっと泣いて


今は周りも居ない誰かいても
関係ない何も考えれない




「美羽…もうやめよ?なんでここまで泣くんだよ。俺ぢゃないとダメか?」


「もうやめる…ヤダ。結婚するんだって先生」



そのまま家送ってもらった
泣き疲れてそのまま深い眠りについた












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