奏で桜
「あ、が…う、ぐぁ…」


「…どうせ貴方達、よくこういう
ところに女性を連れてきては
乱暴なことをしていたんでしょう?

…でも、よりによって私に手を出す
なんて貴方達も運がないわね。」


「…な、なん、なんだ…
てめ…ぇは?」


「…わたし?

私は唯の〝バケモノ〟だよ。
貴方達の忌み嫌う、ね。」


「…なに、をいっ、て…。
……っ!?」






< 115 / 169 >

この作品をシェア

pagetop