【短編】恋愛事情

密夜

一緒に部屋まで帰ったんだけど、まだ残っている仕事をしている。


彼女は、静かにベッドの上に体育座りしてテレビを見ている。

パソコンに向かって仕事をしながら、たまに覗き見る。


膝に頬を乗せて、眠たそうだ。


俺が仕事をしていても、文句一つ言わないし、話しかけてもこない。

つまらなくないのかな?

あまりに静かなので、声をかけてみる。

「寝ちゃった?」

「ううん。起きてる」

小さな声で返事が聞こえる。


あと少し…
彼女が寝てしまわないうちに、仕事を終わらす。




ずっと同じ姿勢で、俺のことを待っていた彼女の元へ近寄る。


「ん?」

彼女が反応する。

彼女を抱きしめると、そのまま押し倒した。


スカートの中に手を忍ばせると、いつもと違う。
腿を撫でながら、脚の付け根まで手を這わせる。

すでに、感じている彼女。

ショーツのとこには、ストッキング部分がなく、直にショーツが触れた。


今日の彼女は、ガーターベルトにストッキングだったのだ。

ショーツの内側へ指を忍ばせて秘めたる部分へ這わせると、すでに、潤っていた。


「今日は、いつもより感じてるね。もうこんなだよ。」

音がするくらいに、潤う中に指を滑らす。

「はぁん…そ…ん…」

相変わらず、感度がよい。


「こんな格好して、そんなにしたかったの?」

そう言えば、さらに感度をあげ、はにかむ仕草をする。
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