愛を探して・・
✡✡救う
俺と春樹は、手術室前で
待機していた。
墓の前に血がついたままの
携帯を拾ってきた。
その携帯がいきなりなりはじめ
俺は、出ることにした
すると、
「梨乃?なにしてるの?
病院が、終わったら連絡するって
言ってたのに。
心配するじゃない。」
女は、よほど心配だったのか
捲し立てるように怒っていた。
「あの、すみません。
私は、月島ではありません。
月島の勤める会社で社長をしています。
大賀と申します。
どちら様になりますか?」
「えっ、昨夜梨乃が、お世話になった
社長さん?
私は、梨乃の親友の香本幸といいます。
社長さんと一緒だから、
電話してこないのですか?」
「今日は、病院に行くように
言って、休ませたのです。
結果を知らせるように
言ったのですが、
連絡がなくて、何度か電話したら
やっと、さっき繋がりました
ですが、月島の様子がおかしく
途中から、話さなくなり
変だと思い
警察にGPSを使って
月島の居場所を調べてもらい
そこに行きました。
月島は、
月島と書いてある、墓の前で
手首を切って、倒れていました。
今、手術中です。
こちらにこれますか?
〇〇病院です。」
幸は、パニックになりながら
「直ぐに行きます。」
と、言った。
幸は、薫さんに連絡して
一緒に行った。
真さんに連絡もした。
真さんは、何が何やらわからず
わめいていたが、薫さんに
叱られて、取り急ぎ
病院に来ることになった。