愛を探して・・
現 在2️⃣
✡✡英志サイド
俺と春樹は、車に乗り込んだ。
「春樹、月島は休職にしてくれ
理由は、任せる。
受付の補充も頼む。」
「わかりました。
明日、早速動きます。
英志、月島さんのこと本気なんですね。」
「本気もなにも、よくわからん。
だが、女をベッドに運んだり
抱き締めて朝まで寝たり
あいつが、初めてなんだ。
それに、全く嫌じゃなかった。
それに、あの瞳が、忘れられない。」
「あの、冷酷無比の貴公子を‥‥
ここまでするなんて····
早く、意識が戻るといいですね。」
「ああ。苦しんだままで
いさせたくない、俺がいるのを
知らせてやりたい。」
春樹は、英志の言葉に驚くが
くくっ‥‥やはり、是非話してみたい。
と、思っていた。
「後は、お父様がどのように
動かれるか、ですね。」
と、春樹
「ああ。何かの時は、
親父さんに頼むことになる。
そのときは、頼む。」
と、英志が言うと
「はい。父にも、話をいれときます。
まあ、父が直ぐに信じてくれるやら。」
と、笑いながら言う春樹
春樹は、俺をマンションまで
送り届けて帰って行った。
月島、早く戻ってこい。
そして、俺に愛を教えてくれ。
温かさを、教えてくれ
あの、瞳で俺を見てほしい。
俺は、明日に備えて
シャワーを使い
眠りについた。