愛を探して・・
梨乃は、そのまま眠ってしまったが
俺は、梨乃を抱き上げて
風呂に一緒に入った。
暫くすると、梨乃が目をあけて
キョロ、キョロするから
「大丈夫か?」
と、声をかけると
「うん、大丈夫。」
俺達は、温まってから
ベッドへ入り眠りについた。
俺は、毎日、会社へと行き
梨乃は、英梨也と一緒に
毎日を過ごしていた。
幸ちゃんや薫さんが
遊びに来たり
ばあちゃんとじいさんが、
来たりと温かな日々だ。
英梨也も一才となり
誕生日には、
こんもり山になるプレゼント。
いささから、辟易したが‥‥
一人で歩くようになり
パパ、ママと話すようになった。
俺の血は、受け継いでいないのに
俺に良く似ていた。
不思議なことだ。
今日は、英梨也を連れて
動物公園に行くことにした。
梨乃は、朝から弁当を作って
張り切っている。
動物公園に着くと
英梨也は、キョロキョロして
色んな物に興味をだいていた。
「梨乃、トイレに行ってくるから
ここに腰かけていろ。」
と、ベンチにいるように言う。
「うん、わかった。」と。
俺が、トイレから戻ると
ベンチに梨乃と英梨也の
姿は、なくて
回りを見渡すと
芝の所に、梨乃と英梨也
と、どこかの子供連れがいた。
俺は、近くに行くと。