愛を探して・・
一週間過ぎたとき
ばあちゃんから、連絡があり
従業員は、全て受け入れ先が
決まったと、
まあ、定年の人間もいたみたいだ。
親父達は、家も宅地も
別荘も不動産も全てをとられた
みたいだ。
それでも、三千万円の負債が残り
ばあちゃんが、一千万
俺が、二千万をだし
全て、ばあちゃんが出したことにして
処理をした。
親父達家族は、ばあちゃんから
かなり叱られて
三人で働いて、返済するように
いわれ、借用書もかかせた
みたいだ。
ばあちゃんらしい。
全てが、落ち着いてから
じいさんとばあちゃんが、
家に来て、じいさんは、
頭を下げて、お礼を言った。
俺は、
「ばあちゃんと梨乃の
願いだから、受け入れた。
二度は、ない。」
と、言った。
じいさんは、うん、うんと
涙を流していた。
英梨也は、じいさんの涙を拭いて
「パパ、じいじ、虐めたらダメ。」
と、言っていた。
梨乃は、俺の手を握りしめていた。
俺は、こいつがいたらいい。
こいつらが、いてくれたら‥‥
ばあちゃんは、英梨也に
「パパは、最高な男なんだよ。
英梨也もパパみたいになるよ。」
「パパ、最高?
英梨也のパパ最高だね。」
と、言うから、みんなで
笑った。
お義父さん達は、お義母さんの実家に
帰り、三人で一生懸命仕事を
していると
おばあちゃまに、知らされた。