愛を探して・・



梨乃は、黙ったまま
うつ向いていた。

一度に話したから
消化しきれないのだろう。

俺は、梨乃から離れて
病室に戻ると‥‥
ばあちゃんは、心配そうにみたが‥‥
俺と入れ違いに、病室をでた。




俺は、額に汗をかいている
英梨也の汗を拭き

「英梨也、ごめんな。
パパは、お前を助けてやれない。


情けないな、こんなにお前を
愛しているのに‥‥

ごめんな、英梨也。」
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