イケメン御曹司に独占されてます
「だから無いから! そういうことは一切ないから! あるわけないから!」
「はぁ!?」
思い切り完全否定した私に、七海子が拍子抜けしたように脱力する。
「若い盛りの男と女がラブホテルで一晩過ごして、何にも無いって?」
「だから一晩じゃないって。朝にはタクシーで」
「でも何時間か一緒にいたわけでしょ? あの、他に何もすることのない空間に」
確かにその通りだけど、余りにもあからさまな言い方だ。
「一緒にっていうか……。私、寝ちゃってたし」
「は? どこで?」
「だからホテルのベッドで」
「その間、秀明さんはどこにいたの?」
「だからベッドで……」
「は!? 同じベッドで一緒に寝てたっていうの!?」
「だから私が寝不足で、ちょっと怖い目にあって泣いちゃったりして疲れてたから、池永さんが寝てろって」
「……」
「はぁ!?」
思い切り完全否定した私に、七海子が拍子抜けしたように脱力する。
「若い盛りの男と女がラブホテルで一晩過ごして、何にも無いって?」
「だから一晩じゃないって。朝にはタクシーで」
「でも何時間か一緒にいたわけでしょ? あの、他に何もすることのない空間に」
確かにその通りだけど、余りにもあからさまな言い方だ。
「一緒にっていうか……。私、寝ちゃってたし」
「は? どこで?」
「だからホテルのベッドで」
「その間、秀明さんはどこにいたの?」
「だからベッドで……」
「は!? 同じベッドで一緒に寝てたっていうの!?」
「だから私が寝不足で、ちょっと怖い目にあって泣いちゃったりして疲れてたから、池永さんが寝てろって」
「……」