Heaven~第ニ章~
獅朗はカウンターに広げられた本をパラパラめくる。
横からそれを見ると鮮やかなデザイン画。
「綺麗だろう」
また男の修羅が歪む。
そして私に視線を向けた。
私が小さく頷くと「だろう。俺が描いたんだ」と愛しそうにデザイン画を見つめた。
獅朗はその中から「これと、これで」と二つのデザイン画を指差した。
「獅朗が入れるの?」
その鮮やかなデザイン画は素人の私が見ても何のデザイン画かってことは分かる。
「体じゃねーよ。特攻服にな」
「特攻服?獅朗も着るの?」
「当たり前だろう」
改めて獅朗もやっぱり向こうの世界に住んで居たんだと認識した。
横からそれを見ると鮮やかなデザイン画。
「綺麗だろう」
また男の修羅が歪む。
そして私に視線を向けた。
私が小さく頷くと「だろう。俺が描いたんだ」と愛しそうにデザイン画を見つめた。
獅朗はその中から「これと、これで」と二つのデザイン画を指差した。
「獅朗が入れるの?」
その鮮やかなデザイン画は素人の私が見ても何のデザイン画かってことは分かる。
「体じゃねーよ。特攻服にな」
「特攻服?獅朗も着るの?」
「当たり前だろう」
改めて獅朗もやっぱり向こうの世界に住んで居たんだと認識した。