隣の席は君だけ


ぎゅっ

いきなり服の後ろを掴まれた



え？凛？
振り向いて見ようとするが


凛はうまいこと俺の背中に隠れていた




「ほんとはね…」




そこから凛は何かが切れたかのように
話し始めた



〝今1番隣にいたい人〟が俺だと知って



正直、すげー嬉しかった

少しずつ言葉を述べていく凛を本当に可愛いと思った


俺は凛にくっつかれている背中がだんだん熱をもっていくのを感じた



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