隣の席は君だけ
クジ運も運命のひとつ -凛side-
運動会が終わり平凡な毎日を送っていて
気づけばもう夏!
汗がしみる季節になってきた
「あっつーい…」
私、汗かきだから夏は嫌い
拭いても拭いても流れる汗にイライラしながら教室に入った
「おはよう!凛!」
「はよ」
席に着くと翔と啓哉のおはようが聞こえた
「おっはよー」
2人と運動会の時はいろいろあったけど
あの後すぐに何事もなかったように会話できている自分に驚く
2人とも普通に接してくれている