隣の席は君だけ


ゆっくりと、顔を起こした沖田くん

うわ 寝起きもかっこいいよ
目がちょっと充血してて相当爆睡してたみたい




「問題当たってるよ?」




「え?…あぁ、さんきゅ」






これが初めて交わした言葉



別に好きとかじゃないのに向き合って話すとやっぱりカッコよくて


顔が熱くなるのを感じた

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