隣の席は君だけ


私はしょうがなく、後をついて行った



なんの話だろう
真希ちゃんと面と向かって話すのはこれが初めてだ




森の少し奥のところまで来ると彼女の足音は消えた




「ごめんね、いきなり」



「全然大丈夫だよ、話って?」



なんとなく聞くのが怖い気がした
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