隣の席は君だけ



「じゃあもう行くね」




そう言って戻ろうとした



「は?待てよ」




バッと腕を掴まれる


「ちょっと、離して お米落ちちゃうよ」


必死に抵抗するが力が強すぎてほどけない
お米をすっと取られて水道のところに戻される




「なんで答えねーの なんで泣きそうなのか」




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