隣の席は君だけ


「あぁ、そうかよ。わかったよ。」


そう言って啓哉は戻って行ってしまった


何よ自分からキスしたくせに
なんでそんな辛そうな顔するわけ



もう分かんないよ…





「ほんとは大好きだよ…」





今本当にわかってることだけ静かに彼の背中につぶやいて私はまた涙を流した





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