隣の席は君だけ

「お前息止めてたの?笑」

少し意地悪に言う啓哉

「だってだって、初めてなんだもんっ」


ムキになって少し強めに言い返した

啓哉と違って慣れてないもん


「お前の初めてが俺なの?」

「うん…」


なんとなく経験ないなって思われるのが嫌で下を向いた



「何それ、嬉しすぎ」



啓哉はそう言って
今度は下からすくい上げるようにちゅっとキスをしてきた



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