隣の席は君だけ



ぽんっ



その時頭に手を置かれた


「席離れても俺の隣はお前だけだろ?」


その言葉に一気に顔が熱くなる

そんなん当たり前じゃん…


「そうだよ私以外あり得ないよ」


そう言って啓哉を見上げる
隣は私、私だけの特別な場所


啓哉はふっと笑って

「なら問題ねーじゃん?」



そのまま啓哉は満足そうに自分の席に戻った
< 195 / 369 >

この作品をシェア

pagetop