隣の席は君だけ


だめだめだめ…好きでもない人と

啓哉を裏切りたくない


私はどうしようもできず


安藤くんの唇を、思いっきり噛んだ




「いって、何すんだよ」



「何するはこっちのセリフよ…

最低…最低だよ。こんなんじゃ啓哉と顔合わせられないじゃん…」



私は罪悪感から涙が止まらなかった


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