隣の席は君だけ


「凛ちゃん、よろしくね!」

柏木くんが私に話しかけてきた


「うん!よろしく、がんばろうね〜」

私が笑顔で答えると


柏木くんがまじまじ私の方を見てきた



「学校のアイドルなだけあるね」


「え?なんか言った」


「ううん、がんばろう!」



柏木くんが何か言った気がするし、顔も少し赤い気がしたけど

どうしたんだろう



まぁいいや
せっかく沖田くんと同じになったんだから


少しくらいは話せるといいな
< 33 / 369 >

この作品をシェア

pagetop