先生に、あげる。


ふと教室から外を見ると、ちょうど目の前が病院だということに気がついた。


咲織の顔が頭をよぎる。

これはちょっとキツイな。


僕は立ち上がると、学校を出て、昼休みを利用して、近くの店のある大通りを散歩し始めた。


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