先生に、あげる。




その時だった。

僕の身体中に、電撃のようなものが走ったのは。

僕は何度も目をこすった。

自分の頭がおかしくなったのか?

いや違う。


あの女の子は、確実に。



咲織だ。



雰囲気やたたずまいから、高校生か、そのくらいのことがわかったが、確実に見た目は、咲織だ。
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