先生に、あげる。


この後、どうしたらいいのだろうか。


授業の後に咲織が僕を待っていたことはよくあるが、こんなに遅くまで待っていたことはない。


食事にでも誘ったほうが良いのだろうか。

それとも、咲織は僕に何か用があるのだろうか。


そんなこんな考えていると、咲織が言った。

< 16 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop