先生に、あげる。


「ずっと、ずっとよ?」

「あぁ。」



彼女はゆっくり僕から離れると、カバンから先程買ったネクタイを取り出した。




「これ、実は先生へのプレゼントなの。」


僕は、え?と声を出した。
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