先生に、あげる。




外に出るともう真っ暗で、人通りも少なかった。


それで、もう時刻は真夜中なのだなとわかった。


風に当たってると、男があたしの腰に手を回した。





あたしに何かを質問してる。





よく…聞こえない。



ただ頷いた。
< 82 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop