お隣さんはイケボなあなた

お世辞ではなく、本当に美味しいそうに食べていてくれているようで。

作って良かったー!

なんて叫びたくなった。

内心、毎週でも作りますからあ!

そう答えたくなる自分がいた。


「良かったらまだ、箱にあるので、どうぞ」


矢嶋のまるで牛丼でも食べているかのような豪快な食べっぷりに、千紗は思わず笑ってしまう。

勇気を出して良かった。
  
祥子には感謝しなくちゃ。
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