流れ星に4回目の願いを呟く時。
「それに、真貴子って人には悪いけど、何か引っかかるのよね。」
神妙な顔をして由美子は語り始めた。
「カケルくんと結婚するってことは、彼女はカケルくんの居場所を知ってたんでしょ。でも同窓会の写真にはカケルくんらしい人は写っていない。結婚するなら来ても良さそうじゃない。」
確かにあの手紙に同封されていた写真には、カケルはいなかった。もちろん10年も経っているから、成長して顔が物凄く変わっているか、整形でもしていればそれは否定できないが。
「それにあの手紙が親友だったあんただけに早く届けられていたとしても、披露宴の日取りからして他の友達にももう届いているはず。だったらそろそろ、その友達たちから緑色の連絡が1通くらいあんたのケータイに届いても良い頃なのに、それも無い。」
旧友からの連絡は来ていない。というより、私も含めて、皆それぞれに忙しくて、最近はあまり連絡自体少なくなっている。
「まあ、あんたがその真貴子って人とカケルくんとは仲が良かったから、もう知ってるだろうと思って、送って来てない可能性もあるけどね。」
神妙な顔をして由美子は語り始めた。
「カケルくんと結婚するってことは、彼女はカケルくんの居場所を知ってたんでしょ。でも同窓会の写真にはカケルくんらしい人は写っていない。結婚するなら来ても良さそうじゃない。」
確かにあの手紙に同封されていた写真には、カケルはいなかった。もちろん10年も経っているから、成長して顔が物凄く変わっているか、整形でもしていればそれは否定できないが。
「それにあの手紙が親友だったあんただけに早く届けられていたとしても、披露宴の日取りからして他の友達にももう届いているはず。だったらそろそろ、その友達たちから緑色の連絡が1通くらいあんたのケータイに届いても良い頃なのに、それも無い。」
旧友からの連絡は来ていない。というより、私も含めて、皆それぞれに忙しくて、最近はあまり連絡自体少なくなっている。
「まあ、あんたがその真貴子って人とカケルくんとは仲が良かったから、もう知ってるだろうと思って、送って来てない可能性もあるけどね。」