流れ星に4回目の願いを呟く時。
「まあとにかく、とりあえず返事を書いてみて、来月の連休中に帰ってみなさいよ。式場の下見とか衣装チェックとかがあるだろうから、確実にカケルくんもいるはずよ。どっちの返事を書いてもまだ間に合うだろうから、変更は利くでしょ。」
そう言って由美子は帰って行った。
由美子の言うことは確かに説得力のあるものではあったが、別に私は真貴子を疑ってはいない。ただ自分を疑っていた。自分の小ささを。
ここで欠席と書いて、たとえその理由を問われても仕事があるからと言えば済む私は、未だ気が楽かもしれない。でも真貴子はどう思うだろう。
親友が来てくれない。
怒りはしなくても、どうしたって良くは思わないだろう。それに何か深読みされて同情されるのも、私の方がどうしたって良く思えないという自信がある。
仮に出席と書けば、真貴子は喜んでくれるかもしれないが、私は心から祝えない、最悪の時間になってしまう可能性もある。我慢出来なくなって、途中で帰ってしまうかもしれない。
結局私は、こんな心配ばかりして、いつまでも前に進めないでいる。
そう言って由美子は帰って行った。
由美子の言うことは確かに説得力のあるものではあったが、別に私は真貴子を疑ってはいない。ただ自分を疑っていた。自分の小ささを。
ここで欠席と書いて、たとえその理由を問われても仕事があるからと言えば済む私は、未だ気が楽かもしれない。でも真貴子はどう思うだろう。
親友が来てくれない。
怒りはしなくても、どうしたって良くは思わないだろう。それに何か深読みされて同情されるのも、私の方がどうしたって良く思えないという自信がある。
仮に出席と書けば、真貴子は喜んでくれるかもしれないが、私は心から祝えない、最悪の時間になってしまう可能性もある。我慢出来なくなって、途中で帰ってしまうかもしれない。
結局私は、こんな心配ばかりして、いつまでも前に進めないでいる。