流れ星に４回目の願いを呟く時。

「３年の体育祭。本当は私が架と体育委員になって、ずっと２人でいれるはずだった。１年の時も２年の時も、クラスは違ったけど、私と架は同じ体育委員で行事とか会議とか、いつも一緒だった。


　同じクラスになれないから、中々一緒にはいられない。だから、架を誰にもとられないようにしてきた。邪魔して、悪い噂を流して、無視したりして。私がやってるってばれない様に、わざと自分がやられてるふりもした。簡単だった。架のことはみんな、そうだったから。


　そしてやっと架と同じクラスになれて、朝も放課後も一緒にいられると思ってた。なのに、ホタル。あんたが現れた。油断してた。


　あんたは結構男子に人気があったけど、いつも馬鹿なことばっかりやってたし、恋愛にも疎いから、誰も告白何てしてこなかった。してきても、馬鹿な男くらい。女子とも仲が良かったから、あんたを攻撃するのは難しかった。」