流れ星に4回目の願いを呟く時。
 その後、求人で保育園を探していると、雪の降る町で働いてみませんか、という奇妙なキャッチフレーズを掲げるところが目にとまった。


 彼との破局の後に、怒涛の実習、資格試験、卒業論文執筆という地獄のフルコースの連続に心も体も骨の髄まで疲れ切っていた私は、色々リセットしたくなり、誰も知らない未知の土地での社会人生活を選ぶことになった。


 そして今がある。


 こうやって毎日、忙しいながらも、私は一生懸命必死に頑張っているのだ。





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